足底筋膜炎とは

足底筋膜炎とは

足底筋膜炎(そくていきんまくえん)は、かかとの痛みの原因としては最も頻度の高いものです。つま先から踵(かかと)まで足の裏を縦に走っている足底腱膜という分厚い膜があるのですが、その膜が踵にくっつくところ(付着部と言います)における炎症です。朝の起床時に立ち上がりの最初の一歩で踵をついた際に強く痛みが出ることが特徴です。中高年の女性に多く見られます。若い男性のアスリートにも時折見られます。 一般的にはリハビリやインソール、痛み止めなどで対処することで改善することが多いですが一部では治りにくく、体外衝撃波治療や手術などを受けている人もいます。

 

症状にはどんなものがありますか?

痛みの発生源となるのはかかとのやや内側よりやや前方の部分です。衝撃吸収の機能が低下して、その部分の筋膜が傷つくことにより痛みを発生します。

どれくらいの期間で治りますか?

足底筋膜炎は自然に改善する人もいますが、一部の人はなかなか治りにくい難治性足底筋膜炎になることがあります。難治性の方は1年以上、あるいは数年単位で痛みが続きます。

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